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デヰツァの幕切れの由来


神凪です。

デヰツァの幕切れの由来を話す話すと言っておいて全然話していなかったのでようやく話すことになります。


※本ページはデヰツァの幕切れのネタバレを含みます。全キャラ攻略後に見ることを推奨いたします。







まずはサブタイトルの蝶華の鳥籠から。


本当はタイトル候補の一つとしてあげていたものですが、相方の深海がデヰツァがタイトルがいいと言ったのでサブタイトルになったものです。結果としてお話に絡ませられたのでサブタイトルとして付けてよかったなと思います。


蝶華の鳥籠は全クリアした方は分かると思いますが、蝶であり、華であったのは帳です。

つまりは帳の鳥籠ですね。


ちなみに華というのは華族から来ている華なのでこれは主人公のことも指しています。

帳の鳥籠であり、帳と主人公二人の鳥籠でもあります。タイトルの絵に、蝶と花が入った鳥籠を持っている帳が居ますがもうあのまんまです。分かりやすい。



では本題のデヰツァの幕切れの方について。


まず本当に読めないという意見が多発しまして大変申し訳ないです。でいつぁです。制作陣はでいつぁーと呼んでることが多いです。


まず、幕切れに関してですが……閉幕と意味が一緒です。ここは普通に単語知ってる方なら分かると思います。終わり、とか終結とかって意味ですね。


デヰツァの方なのですが、完全に私が作った造語となっております。

英語のでいつあーから来ています(日帰り旅行のday tourではないです)


detour : 回り道、迂回 から来ております。

発音的にはデーツアとかディートゥアとか書いてありました。

ディートゥアとの読みもあったので、イをヰにしました。大正っぽくもあるし、ウヰスキーで使われてる字なので発音的にも悪くないのではと思います。


ちなみに大正時代はドイツ語を履修することが多かったようなのでドイツ語も調べてみましたがUmleitung/umwegなどが回り道という意味でした。発音聞いた感じカタカナにするとオンライト、オンヴィーグって感じでしたね。

うーん、デヰツァの方が語感が良い気がする。


閑話休題。


さて、これでようやく意味が分かりましたね。

デヰツァの幕切れというタイトルはそのまま物語のことを表しています。


回り道の終わり。


どんだけ回り道をしたところで最終的に全部帳の手の元に収まることを示唆しています。

うーん怖い。



ちなみに下がタイトル候補でした。


デヰツァの幕切れ

スケプチックの欠落品

月に叢雲花に首枷

蝶華の鳥籠


月に叢雲花に首枷とか語感は凄い好きでしたね。

スケプチックの欠落品どういう意味だったか忘れました。多分スケプチックが懐疑論者、懐疑的な様という意味なので疑うことを欠落してしまったとかいう意味だと思います。

今思うとデヰツァの幕切れが一番しっくりくるので良かったです。




最後に


最後までご覧くださり有難うございます。

ようやくデヰツァのタイトルの理由をお話出来て良かったです。


ちなみにタイトルが決まるのは大分遅かったです。(シナリオ全部完成してからかな?)

それまでは二人ともカフェーと呼んでいました。安直ですね。


ではでは、長くなりましたがここらで終わりにしようと思います。

これからもデヰツァの幕切れと共にFUKANAGIGAMEを宜しくお願い致します!

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